この商品はナイロン100%のダスターコート、ステッチの素材については記載がなく切り取れる部分もないので素材が何か特定することはできません。

 

しかし、ドライクリーニングでナイロンが伸びることも有り得ない、大体苦情が「裏地の弛み」なのです。

裏地も表地も弛んでいるということはステッチの問題と推定できますがメーカーに問い合わせても、製造後5年経過した商品の仕様書は残って居ません。

過去に苦情例もなければメーカーは責任を取りません。

 クリーニング業者の処理は60℃のボックス乾燥と、ボディーのスチーマー処理。熱収縮は考え難いのです。

 結論としていえることは「11分の常温処理がステッチの歪みを起こさせ、仕上げの際に張力をかけてなかった」ということになります。

 張力を掛けながら仕上げ直せば写真の様な大方の修正が可能です。経年による変形は仕上げの際の寸法調整が必要なことは、紳士スーツなどにも言えることです。

この種の苦情は結構あります。できる限り修正してお返しすることをお勧めします。